小さくて高音質「DJI Mic Mini 2」で、動画の音をワンランク上げる

DJI Mic Mini 2

動画や配信のクオリティを決めるのは、じつは「画質」よりも「音」。

せっかく4Kで撮っても、声が小さい・ノイズが多い・距離が離れると聞こえないとなると、視聴者はすぐに離れてしまいます。

そこで登場したのが、DJIの新しいコンパクトワイヤレスマイク「DJI Mic Mini 2」。

小さく軽いのに、高音質・長時間・カラーカスタマイズまで備えた、初心者にも使いやすいモデル。

DJI Mic Mini 2で何ができる?

DJI Mic Mini 2は、一言でいうと「スマホやカメラの音を、手軽にプロっぽくしてくれる小型ワイヤレスマイク」で、マイク本体は約11gととても軽く、服にマグネットで留めるだけで、自分の口元に近い位置から声を拾うことができます。

これにより、カメラから少し離れても、内蔵マイクよりはっきりした音を録ることが可能。

音質面では、48kHz/24bitというスタジオ録音でも使われるレベルのクオリティに対応していて、難しい数字に見えますが「人の声の細かなニュアンスまできれいに録れる」とイメージすると分かりやすいかも。

さらに、音の雰囲気を変えられる3つの音声トーン(レギュラー/リッチ/ブライト)や、周りの雑音を抑える2段階ノイズキャンセリング、声が急に大きくなっても割れにくくする自動リミッターなど、失敗を減らす機能がそろっています。

生活面でのメリットは、「とりあえずこれ1セット持っておけば、屋内の撮影会から屋外Vlog、イベント撮影まで幅広く対応できる」という安心感で、専用の充電ケースにマイクやレシーバーをまとめて収納でき、最大48時間の駆動も可能なので、旅行や撮影合宿でもバッテリー切れの不安が少なくなります。

1人撮影か対談かで変わる、2つのセットの選び方 

DJI Mic Mini 2には、大きく分けて2種類のセットがあります。

1つ目「2 TX + 1 RX + 充電ケース」(約14,520円)は、TXはトランスミッター、つまり「マイク本体」で、このセットではマイクが2個付いてくるので、2人での対談やインタビュー撮影に向いていて、付属のレシーバーをカメラに接続することで、そのままカメラに音声を送ることができます。

2つのセット
Screenshot

2つ目は「1 TX + 1 モバイル RX + 充電ケース」(約8,580円)。

こちらはマイク1個と、スマホ用の小型レシーバーがセットになった構成で、普段はスマホで1人撮影することが多い人や、予算を抑えたい人にはこちらが合います。

USB-C接続に対応しているので、最近の多くのAndroidスマホやUSB-C搭載iPhoneでそのまま使える点もポイント。

選び方の目安としては、「1人でしゃべる動画が中心なら1 TXセット」「2人以上で話す機会があるなら2 TXセット」が基本。

将来的に対談やインタビューに挑戦したい気持ちが少しでもあるなら、最初から2 TXセットを選んでおくと、買い直しにならず損をしにくくなります。

一方、予算を最低限に抑えたい、まずはお試しで導入したいという場合は1 TXセットでも十分。

どんな人に向いている?具体的な利用シーン別チェック 

DJI Mic Mini 2が特に役立つのは「スマホやカメラで撮っているが、音に不満が出始めた人」。

例えば、キッチンで料理動画を撮るとき、コンロの音や換気扇の音で声が聞き取りにくくなることがありますが、Mic Mini 2なら、マイクを自分の胸元に付けられるので、環境音よりも自分の声をしっかり拾ってくれます。

また、旅行Vlogや街歩き動画でも、カメラを自撮り棒の先に付けて離して撮ると、どうしても声が遠くなりがち。

そんなときも、ワイヤレスマイクを服に装着しておけば、カメラとの距離に関係なく安定した音を得られます。

DJIのOsmo Pocket 3やOsmo Action 6などをすでに持っている人なら、トランスミッターを直接接続できるため、別途レシーバーを意識せずシンプルに使えるのも大きな利点となるでしょう。

一方で「自宅でPCの前に座って配信するだけ」「マイクもPC直挿しのUSBマイクで十分」という人には、ややオーバースペックかも。

移動しながら撮る、屋外でも撮る、人と一緒に話す、といったシーンがあるかどうかを基準に、「自分の撮り方に合うか」をチェックすると無駄な出費を避けられます。

購入前に知っておきたい注意点と「買わないほうがいい」ケース 

便利なMic Mini 2ですが、すべての人にとってベストというわけではありません。

というのも「内部録音機能」がないので、マイク単体に音声データを記録しておく機能が欲しい場合や、4台のマイクを同時に使いたい場合などであれば、今夏発売予定の上位モデル「DJI Mic Mini 2S」の方が向いているかも。

万が一、あとから「やっぱり内部録音が必要だった」と気づくと買い替えになってしまうため、ここは事前に確認しておきましょう。

また、カラフルなマグネット式フロントカバーは魅力とはいえ、すべてが標準で付いてくるわけではなく、基本の2色(ブラック/ホワイト)は同梱されているのですが、8色セットのマルチカラーやアーティストコラボの「タイムシリーズ」は別売りとなります。

見た目のカスタマイズを楽しみたい人は、その分の追加予算も見込んでおくと「思ったよりお金がかかった」とならずにすみます。

さらに、公式の伝送距離や駆動時間は、管理された環境で測定された理想値なので、街中やイベント会場のように電波が混み合う場所では、距離が短くなったり、電池の減りが早く感じたりする可能性も。

「数字どおりに絶対動く」と考えず、少し余裕を見て運用するのが現実的で、もし「まったく移動せず、室内配信だけ」がメインなら、よりシンプルで安価な有線マイクを選んだほうがコスパが良いケースもあります。

これだけやればOK!購入後すぐに試したい設定と使い方 

Mic Mini 2を買ったあと、「箱から出してそのまま使う」だけでも十分ですが、いくつかポイントを押さえておくと、より損のない使い方ができます。

まずは、付属の充電ケースでマイクとレシーバーをフル充電しておきましょう。

ケースごと充電しておくことで、出先でマイクのバッテリーが切れても、戻して数分で再び使えるようになります。

次に、撮影シーンに合わせて音声トーンとノイズキャンセリングを試してみます。

例えば、落ち着いたトーク中心なら「レギュラー」、声に厚みを出したい解説動画なら「リッチ」、明るく通る声にしたいVlogなら「ブライト」といった具合です。

屋外の風が強い場所では、ノイズキャンセリングを強めにしつつ、同梱のウィンドスクリーンを必ず装着すると「ボフボフ音」で台無しになるリスクを減らせます。

最後に、実際に撮った動画をいくつかの環境(スマホのスピーカー、イヤホン、PCスピーカーなど)で聞き比べてみてください。

「自分では十分と思っていたけれど、イヤホンだと少しノイズが気になる」などの気づきがあれば、その場でゲイン(音量)やノイズキャンセリングの強さを微調整できますし、こうした初期調整をしておくことで、本番撮影のときに「せっかくの撮影が音の失敗で使えなかった」という損失を防ぐことができます。

ワンランク上のサウンドとスタイルを融合

DJI Mic Mini 2は、「スマホやカメラの音を、手軽にワンランク引き上げたい人」に向いたワイヤレスマイクです。

軽量で装着しやすく、高音質・ノイズ対策・長時間駆動に対応しているため、Vlogや旅行動画、インタビュー撮影など、日常的な撮影のほとんどを1セットでカバーできます。

一方で、内部録音や4台同時使用が必要な人、室内での固定配信しかしない人には、ほかの選択肢のほうが合う場合もあります。

損をしないためのポイントは、

  1. 1人撮影か2人以上か
  2. スマホ中心かカメラ中心か
  3. 内部録音が本当に必要か

の3点を事前に整理すること。

そのうえで、自分の撮影スタイルに合うセットを選び、最初の数回で設定を試しながら「自分のベストな音」を見つけていけば、動画や配信の印象は大きく変わります。

音に不満を感じ始めたタイミングが、Mic Mini 2のようなワイヤレスマイクを検討するちょうど良いタイミングと言えるでしょう。

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